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二十四の瞳(1954) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 二十四の瞳(1954)
製作国
上映時間155分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
 原作は余りにも有名な壺井栄の同名小説。木下恵介監督の「泣かせる」反戦映画の代表作であるが、小豆島へのロケが楠田浩之のカメラワークも相俟って抜群の効果。加えて生徒役12人に年齢差を出すために各々の兄弟姉妹を振り分ける芸の細かさは昨今の邦画には到底及びもつかぬ素晴らしさ!全編に鏤められた文部省唱歌も木下忠司の木目細かな配慮でグッと活きている。しかし、何と言っても本作最大の功労者は20~40代の大石先生を生き生きと演じた高峰秀子であろう。余談だが、大石先生の若き夫に扮するは”死神博士”天本英世。個人的には木下監督のベストは戦時中に反戦を訴えた「陸軍」(田中絹代、魂の名演技!)だと思っているので、原作付きの此方に最高点を与える訳にも行かず…8点!
へちょちょさん 8点(2003-01-19 02:38:42)
その他情報
作品のレビュー数 79件
作品の平均点 7.97点
作品の点数分布
000.00%
111.27%
211.27%
311.27%
411.27%
5810.13%
645.06%
71113.92%
81417.72%
91316.46%
102531.65%
作品の標準偏差 2.07
このレビューの偏差値 50.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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