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三十四丁目の奇蹟(1947) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 三十四丁目の奇蹟(1947)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1948-11-12
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,法廷もの,モノクロ映画,ファミリー,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
 クリスマスをテーマにバレンタイン・デイビスが書き下ろしたオリジナルストーリーをジョージ・シートンが脚色&監督したハートウォーミングな映画の代表がコレ。世知辛い浮世に身を置いている内に夢見ることに対してシニカルを気取ってアイデンティティを保とうと努める哀しきリアリスト辺りには是非御覧頂きたい逸品である。何と言っても実在のNYメイシー百貨店を舞台にした年末商戦というリアリスティックの極みとも言える設定に法廷ドラマまで加えた上でファンタジーを融合させるストーリー展開が秀抜。MVPは当然オスカー助演男優賞を得たクリス・クリングル役のエドマンド・グウェン。一世一代の名演技とは正に彼にこそ相応しい。ドリスを演じたモーリン・オハラもナカナカ好演していたと思う。そうそう、子役時代のナタリー・ウッドを見るなら本作が最も知名度が高いしキュートな演技を楽しめるハズ。難点は…強いて言うなら、シートン監督作品全般に共通するコトだが「まったり」し(過ぎ)ているテンポ。もうちょっと、こう、キビキビと演出してくれれば文句ナシに満点だったんだが。でも、それじゃシートン独特の味わいが無くなるか…。最後に、コレを観終えて尚且つ「嘘臭い」「ありえない」と言い張るようなら相当重症かと…w。1994年に(リチャード・アッテンボロー主演で)リメイクされたが、余計なアレンジに走った冗長な凡作、観るなら断然シートン版!
へちょちょさん 8点(2003-10-04 01:24:24)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 7.48点
作品の点数分布
000.00%
111.92%
200.00%
300.00%
400.00%
511.92%
6917.31%
71121.15%
82038.46%
9815.38%
1023.85%
作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 52.52
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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