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そして誰もいなくなった(1945) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして誰もいなくなった(1945)
製作国
上映時間97分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 故国フランスのドイツ占領を逃れて渡米中のルネ・クレールが撮った珍しい一作。原作は勿論アガサ・クリスティの有名過ぎる同名小説。日本では長く未公開で幻の作品扱いだったが、1976年に漸く初公開された。流石に古びた印象は拭えないものの、原作の特異な雰囲気を損なわない見事な本格ミステリ演出にスッカリ酔わされてしまった。中でも毛糸の玉を駆使した死体発見場面の鮮やかさはカメラワークと相俟って圧巻!しかもクレール独特のユーモラスなタッチが散見されコレ又実に心地良い。但し、時代の要請であろうが結末が原作と違いハッピーエンドに改変されているので原作ファンには余りオススメ出来ない。「看板に偽りアリ!」と怒る方もいらっしゃるかも。ま、私はさして原作に思い入れも無いので殆ど気にならなかったけどネw。役者では断然バリー・フィッツジェラルドが出色。
へちょちょさん 8点(2003-10-19 22:42:16)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 63.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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