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アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男
製作国
上映時間85分
ジャンルドキュメンタリー
レビュー情報
《ネタバレ》 このシュワちゃんという人はこれまで、映画の中でさまざまな敵と戦ってきた訳ですが、このドキュメンタリ作品に出てくる彼のライバルたちこそ、最強最大の相手、のように思われてきます。
映画開始から、筋肉、筋肉、また筋肉。体の隅々まで怒張しまくった、全身デカマラ状態のこのライバルたちの、非常識なまでに凄まじい肉体を目の当たりにすると、あのいつもニコニコシュワちゃんが彼らに勝てそうな気は、まったくして来なくなります。。。が、ある意味、彼の本当のピークの時期を映像に捉えたのがこの作品。我々になじみのある80年代のシュワは、もはや彼の余生と言ってよいのかも。後の映画スター時代以上にニコニコしながら、最強の肉体美で(「美」かどうかはもはやよくわからんが)しっかり優勝をかっさらってしまう。優勝を争っているのが3人しかいないというこの状況がよくわからんと言えばわからんけど、まあ、ボディビル界における全世界の頂点、なんでしょう。見れば納得の、この肉体。
ムキムキと、実際に音を立てていそうな筋肉パフォーマンス。非現実感すら感じさせ、どこかユーモラスでもあるのですが、裏では苦痛に耐え続けた壮絶なトレーニングがそれを支えている。どうしてここまでやるのか、何が彼らを支えているのか、どうして他のことにこの情熱を向けられないのか(?)。そのアンバランスさが、不思議な感動に繋がります。人間が到達できる限界の世界、常人が理解できるかできないか紙一重の世界。
肉牛の品評会みたいにも見えてきますが・・・
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-01 03:12:05)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 53.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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