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楢山節考(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 楢山節考(1983)
製作国
上映時間130分
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
小説『楢山節考』と比べてしまうと、どうしても、“悲惨さ”の印象が強くなってしまいがちなのが、映像化ということの宿命か。要するに、小説、映画、それぞれの持ち味があるわけですけれども。それにそもそも、深沢七郎の小説における、人の生死を淡々と描くあの超然としたニヒルさの裏には、それに匹敵する憐れみの心が感じられてならないし、その相反する両者の帰着が独特のアナーキズムに結びついているのでしょう。本作では、土俗的なエネルギーを映像化することで、ほとんど呪術的なエゲツナサにまで発展してます。まあ、ここまでくると、監督の趣味もだいぶ入っているのかもしれませんが(笑)、「どひぇー、日本ってこんな国だったのか」と外国人をビビらせるにはもってこいの映画であります。個人的には、モノクロで撮ってくれた方が、何がしか「キレイな」作品になったんではないかといく気もしますが。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-12-30 17:44:53)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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6714.58%
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81020.83%
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作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 47.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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