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血ぬられた墓標 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 血ぬられた墓標
製作国
上映時間83分
ジャンルホラー,モノクロ映画,オカルト映画
レビュー情報
200年前に魔女裁判みたいなのがあって、裏面にトゲトゲがついたマスクを顔面に打ちつけられる、というショック描写で作品の幕が開きます。
で、それから長い年月が経ったある日。彼女の墓を訪れた者が、彼女を蘇らせてしまう。
昔話じみた陰鬱な屋内セットでの撮影で、怪談テイストばりばり、といった印象ですが、物語は意外に入り組んだ感もあって、ちょっとミステリっぽい雰囲気もあります。もちろん、あくまで怪談なので、合理的な解決があるわけでもなんでもないんですが、なんとなく、何かが隠されているような、パズルのピースが欠けているような、モヤモヤとしたものがあって。
ストレートな恐怖を求める向きには、ちょっとモタつくように感じられるかもしれないけれど、得体のしれないヤな雰囲気が、作品全体を覆いつくしています。
冒頭だけじゃなく、生きたまま人間が焼け焦げていく描写など、残酷趣味は映画の古さを感じさせません。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-08 22:47:54)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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