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リンカーン/秘密の書 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リンカーン/秘密の書
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2012-11-01
ジャンルアクション,ホラー,サスペンス,ファンタジー,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
リンカーンじゃなくてワシントンが主人公だったら、オノを振り回しても納得したのですが。リンカーン大統領がヴァンパイアと戦うお話を、「最近よく観るタイプ」のアクションシーンで綴った、通り一遍の作品。作品を通じて、一番(というか唯一)グッときた瞬間というのが、エイブラハムの結婚式に、袂を分かった筈の孤独の男ヘンリーが来ていた、というシーンでして、このまま彼がただ無言で去るなり何なりしてくれれば、気分は大いに盛り上がったのですが(彼の孤独にホロリとできたところだったのですが)、残念ながら、そういう粋な演出はここでは見られず。どうやらヘンリーは、エイブラハムに警告を伝えに来る、という実務的な用事があって、ここに来たらしい。「(本来なら来るのもつらいであろうこの場に)何かわからんがやむにやまれぬ気持ちで、来た」というんじゃなくて、「ストーリーの都合上、来た」という訳です。残念ですね。あと、クライマックスの列車のシーンで、つい脈略もなく、「このCG全盛のご時世、『カサンドラ・クロス』なんかもいずれリメイクされちゃうんでしょうなあ」などと、ちょっといやな予感がしちゃったりもしたのでした。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-11-10 00:51:55)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 4.77点
作品の点数分布
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6430.77%
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作品の標準偏差 0.89
このレビューの偏差値 52.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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