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ダイ・ハード/ラスト・デイ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ダイ・ハード/ラスト・デイ
製作国米,英,ハンガリー
上映時間98分
劇場公開日 2013-02-14
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,パニックもの,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
高層ビルという密閉空間で孤独な戦いを演じた1作目から、もはやかけ離れまくったシリーズとなっております。第1作が「巻き込まれ型」の映画として楽しめたのは犯人一味の狙いがなかなか明らかにならない不気味さがあったからであり、アクション映画として楽しめたのは丹念なアクション描写があったからでしょう。それに比べると、この第5作。巻き込まれ型の体裁は一応とっているけれども、その方面でのサスペンスがあまり感じられず弛緩してしまうのは、敵方のターゲットがあまりに明確過ぎるから(仮に“ドンデン返しがあったとして”も、それは単なる途中でのルール変更に過ぎず、ターゲットの明確さは維持される)。またアクション描写も、派手でそれなりに楽しませてくれはするのですが、まあ、雑な印象は拭えませんなあ。「ダイ・ハード」の看板、そろそろ下ろしますか…。しかしきっと、ハマちゃんが釣りさえしていればそれは釣りバカ日誌なんだろうし、マクレーンが「ツイてない」とボヤけばとりあえずはそれはダイ・ハードなんでしょう。やたらと事件に巻き込まれてしまうのは余程運が悪いのか、それともここまでヒドイ目に遭い続けても死なないのは、余程運がいいのか。という意味では、世界一ダイハードなマクレーン刑事の真骨頂とも言うべき作品になっていて、車は転がる、ビルから(今度はホース無しで)飛び降りる、ヘリから吹っ飛ぶ、もうアクロバットとも言えないようなあり得ない無茶を連発し、完全にオモチャにされています。死なないんだからしょうがない、どこまでもとことんオモチャになっていただきましょう。でも、今度こそ、最終作だよね~??
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-02 20:21:25)
その他情報
作品のレビュー数 87件
作品の平均点 4.83点
作品の点数分布
000.00%
122.30%
266.90%
378.05%
42124.14%
52326.44%
61517.24%
71011.49%
822.30%
900.00%
1011.15%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 58.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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