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宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
製作国
上映時間112分
劇場公開日 2014-12-06
ジャンルSF,アドベンチャー,戦争もの,アニメ,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
せいぜい、テレビシリーズで挿入される1エピソードの拡大版、といった感じ、その分しっかりと中身を描こうというのは、できそうでなかなかできなかった賢明な取り組みだと思います。いや、「新たなる旅立ち」がOKだとか言うつもりは無いですけど。
どうしても物語を肥大化させ、とても一本の映画に収まらないもんだから上っ面だけ撫でて行く、という宇宙戦艦ヤマト映画の宿命、それとは一線を画しており、中盤はほとんど幻想譚ともいうべき異色の(いささかこじんまりとした)作品になってます。こういうヤマトもアリなんだ、という大らかな気持ちを持たずに見ると、肩透かしかも。
かつての手描きで表現された立体感、あのビミョーな感じが、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメの驚きでもありスリリングなところでもあったのですが、それがCG化されて、より精密な立体表現となり、これはこれで、見ててカッコよかったりして。そりゃま、いくらケチョンケチョンに言ってる『SPACE BATTLESHIP ヤマト』だって、別に一瞬たりともカッコよさを感じなかったという訳でも無し。
ただ、このアニメ、宇宙艦の描写にCGを使うのは良いけれど、より立体感を出そうというのか視点を闇雲に動かし、さしずめ実写なら「そんなにカメラが高速に動く訳ないだろ」というぐらい視点が移動するもんで、何だか、ミニチュア撮影よりもさらにミニチュアに見えてしまったりして。せっかくのCGなんだから、例えば艦の巨大さといったものを、もう少しうまく表現できなかったんでしょうか。どうも、質感が乏しくて。
『スター・ウォーズ』冒頭のスター・デストロイヤーは、間違いなくデカかった...。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-13 07:29:20)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.43点
作品の点数分布
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317.14%
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5428.57%
6750.00%
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 55.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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