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真昼の死闘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真昼の死闘
製作国米,メキシコ
上映時間116分
劇場公開日 1971-02-06
ジャンルアクション,コメディ,ウエスタン
レビュー情報
いかにも定番な邦題で、個性を主張することを放棄しておりますが、実際にはなかなか異色の作品でして。一見、“アメリカ製マカロニ”という感じですが、作品を貫くドライな雰囲気が何とも前衛チックで、さらに尼僧姿の女性がウロチョロするもんだから、もはや、ウェスタンというより、オカルト映画に見えてきてしまいます(しかもその役を演じているのが、シャーリー・マクレーンと来た日には・・・)。ひょんなことで、彼女を窮地から救った流れ者のガンマン、しかし彼女は実はゲリラ活動に関わっていてフランス軍に追われる身。という訳で、二人の(珍)道中がサスペンスフルかつはハードボイルドに描かれる訳ですが。列車爆破作戦や、クライマックスの戦闘シーンなど、アクション映画としての見どころも多いのですが、その一方で、先住民の矢で負傷した主人公が、矢を抜いて治療するという、ストーリー上はどうでもいいようなシーンも丹念に描かれたりしており、こういうシーンの方がかえって印象的だったりします。すべてのシーンが、主人公の男女二人の関係へと集約されていく巧さ、ですかね。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-18 11:15:12)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.09点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 59.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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