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岸辺の旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 岸辺の旅
製作国日,仏
上映時間128分
劇場公開日 2015-10-01
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
浅野忠信が何とも言えず飄々としてて、これで実は死んでるだなんて、到底思えない(笑)。死というものがまるで大した事件じゃないみたいに語られる、その一方で、深津絵里は旅先でそうとは知らず不用意な行動をとっては叱られてしまう、日常の方がよほど事件が多いワケですな。まさかこの人に、こんな些細な(と思っていた)行動で叱られるなんて。
映画観てる我々からすると、唐突に登場した浅野忠信、どういう人なんだろうと思っていると、旅先それぞれで「異なる人物」になってみせ、何者なのやらさっぱりわからない。でもこれ、一種の「昼間のパパは~ちょっと違う~」ってヤツ、ですかね。違うけど、でもパパは確かにパパなんです。
さまざまな一面を見せるけど、やっぱり夫は夫。と思ったときが、別れの時。派手な濡れ場という訳じゃないけど、印象的なラブシーンでした。
映画に何度か登場する、風に揺れるカーテン。これだけしっかり揺れられると、逆に揺れていないカーテンが妙に不気味だったりします。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-06-30 01:46:58)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 6.14点
作品の点数分布
000.00%
114.76%
200.00%
314.76%
429.52%
5523.81%
629.52%
714.76%
8838.10%
914.76%
1000.00%
作品の標準偏差 2.05
このレビューの偏差値 54.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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