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これは・・・ちょっとツラいですねえ。
アニメーションにおける登場人物たちの動作の緻密な描写は、流石と思わせるものがあって、一生懸命さは伝わってくるのですが、それだけに、主人公の過剰なセリフを始めとする種々の「安直さ(と我々が感じざるを得ないもの)」とのギャップが、余りにも大きくって。メチャクチャ居心地悪いのです。 この奇妙な分かりやすさ、「宮崎アニメがどんどんわかりにくくなっていった」という「大人」の批判(実際には「子供たち」はどの作品も充分に楽しんでいたと思うのだけど)のせいで、こんな手心加えた脚本になってしまったのなら、ある意味では彼らは宮崎アニメの被害者なのかもしれないけれど、「後から来る者たち」はそれを乗り越えなくちゃいけない。ってのは、どんな世界でも共通です。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-11-04 09:58:47)
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