Menu
 > 作品
 > ウ行
 > ヴァレリアン 千の惑星の救世主
 > 鱗歌さんのレビュー
ヴァレリアン 千の惑星の救世主 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヴァレリアン 千の惑星の救世主
製作国仏,中,米,アラブ首長国連邦,独
上映時間137分
劇場公開日 2018-03-30
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,ファンタジー,漫画の映画化
レビュー情報
要するにコレって、「オモシロい」んだろか。
ってなコトを思う気持ちも映画早々に消え失せてしまい、もう明らかに、オハナシそのもので面白がらせようなどという気持ちは作り手の方にはサラサラ無くって。そりゃま、最後まで観ればそれなりに「ほ~」と思わせる要素も無い訳では無いですが(無いに等しいけど)、どっちかというとオハナシなんてそっちのけ、せっかくCG使いまくるんだから何でもデキちゃうんだよね、とばかり、脈略がないと言ってよい程に様々な事象が画面に現れ続け、様々な光や色彩が画面に溢れ、それを(楽しめる人は)楽しむ、というタイプの作品でしょう。そこは『フィフス・エレメント』よりも徹底しています。
なので、理屈抜きに発生する様々な変容(エイリアンのダンサーのコスチュームが変わるとか、風貌が変わるとか、しまいにゃ砂みたいになっちゃうとか)が、どれだけ我々の意表をつけるか、が腕の見せ所なのでしょうが、正直、『アバター』等々の後では既視感の枠から抜け出せておらず、ついでに宇宙船のフォルムがファルコン号のパクリにすら見えてきてしまって(笑)、いやはや、なかなかムツカシイですなあ。
軽いノリの主人公が繰り広げる陳腐な冒険譚を通じ、我々の前にぶちまけられる既視感混じりの映像の数々。これもまあ一種、広義のポップアート、といったところでしょうか。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-01 07:15:57)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.62点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
4212.50%
5637.50%
6212.50%
7318.75%
8212.50%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 46.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ヴァレリアン 千の惑星の救世主のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS