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じゃりン子チエ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 じゃりン子チエ
製作国
上映時間110分
ジャンルドラマ,コメディ,アニメ,動物もの,漫画の映画化
レビュー情報
見事なマンガを、見事にアニメーション化。何度見ても最高です。笑えます、感動します。
とにかくキャラクターが活き活きしている点、アニメに限定せずともこれを超えるものはなかなかないんじゃないですかね。キャラの設定が秀逸なら、細かい動き、表情や仕草の描き方も見事。複数のキャラクターのセリフと表情の変化が同時並行的に描かれるうまさ、いや、単にうまいんじゃなくって、そこにひとヒネリもふたヒネリも加えてきて、絶妙の可笑しさを醸し出します。
声優陣は映画版とテレビ版で一部(いや大半か)違っていて、芸人さんが大量動員されてます。テレビ版の方がしっくりくる半面、この映画版での芸人さんの起用の仕方が、すべて「なるほど」と思わせる配役で、これもちょっとした楽しさ。いやホント、このメンツでそのまんま舞台化できたんじゃないかと思わせるくらい。
『ゴジラの息子』が実写のまま挿入されるシーンなど、テレビ版との違いは声優以外にもありますが、背景画も映画版の方が凝っているようですね。チエちゃんのホルモン屋に、バクチ屋時代の「お好み焼き屋のオッチャン」が子分を連れてやってくる直前の場面で、テツの噂話をする客の一言にチエちゃんがズッコケると、そこで映し出されるカウンター下の背景画、テレビ版では特にこれと言ったものは描かれていなかったように思うのですが、映画版では遠近感をもった深みのある背景になっていて、こういう部分にもしっかり手をかけているんだな、と。
母と会う場面、天王寺の風景は今では変わった部分もありますが、やはりこれはまぎれもなく天王寺公園。
もう一度言いますが、最高です。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2016-10-28 15:20:37)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 7.75点
作品の点数分布
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312.50%
425.00%
537.50%
637.50%
7512.50%
81025.00%
9922.50%
10717.50%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 56.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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