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実録外伝 大阪電撃作戦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 実録外伝 大阪電撃作戦
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1976-01-31
ジャンルアクション,ドラマ,実話もの,ヤクザ・マフィア,バイオレンス
レビュー情報
何がどう「実録外伝」なのか。『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』に続いて明友会事件を取り上げたから、ということなのかもしれないけれど、『日本暴力~』の方は「すべてフィクション」という断り書きが入っており、内容も特定の事件をフォーカスしたものでもなく。一方の本作は、やはりフィクションだという断り書きは入っているものの実際の事件を基にしていることは認めていて、実際の事件に沿っている部分も多いようです。
作品の特徴は、事件で「敗北する側」を描いたこと、滅びの美学みたいなもの。
最後の晩に乱痴気騒ぎやって、一気にに追い込まれていく姿、しかしその中でしっかりと、今で言うところの「インディー魂」みたいなものを見せつける。
松方弘樹はコワモテの演技が堂に入ってて、さすがと思わせますが、渡瀬恒彦は完全に目が据わっていて、うわー何だかホンモノだなあ、と。ちょっとレベルが違う。けど出演者全員がこのレベルに達してしまうと作品が成立しなくなっちゃう。
敗れ去る者を描くが故の、独特の迫力があります。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-12-18 20:25:43)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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