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悪い種子 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪い種子
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1957-04-04
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『エクソシスト』とか『オーメン』とかが言ってるのは要するに、「子供ってのは、手に負えない」ってコトなんでしょうが、いやナニ、別に悪魔など持ち出さなくても充分に、子供ってのは何を仕出かすかワカランもんです。
『エスター』なんかも含めたそういう流れの、最上流に位置してそうなのが、この作品。とりあえず、素晴らしくヤな感じに仕上がっていて、よろしいのではないか、と。
冒頭に登場する、軍人である父親。彼が家から不在になると、カメラの位置が娘の視点に降りてきて、家の中に空気が変わった印象を受けます。この辺り、いきなり娘を中心にもってくるか、それとも後からだんだん娘に焦点を合わせていくか、、、演出的にはどっちが良かったんですかねえ。後者で見てみたかった気も少ししたりして。
とは言え、日常の中に突然、「子供の溺死」という事件が舞い込み、いったんは他人ごとと思いきや、実は、という展開。たっぷりヤな感じを味わわせてくれます。何かの間違いであって欲しい、という虚しい願い。
ただし、この娘というのが、虫も殺せぬような美少女、という訳ではなく、最初から充分にイジワルそうな顔をしてるのが、救いと言えば救いでしょうか(笑)。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-20 07:00:56)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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615.26%
7947.37%
8736.84%
9210.53%
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 40.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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