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今そこにある危機 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 今そこにある危機
製作国
上映時間141分
劇場公開日 1994-12-17
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,シリーズもの,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
公開当時、姉が「しょうもない。映画館で寝てしまったのは初めてや」と大変立腹していた作品です。だとすればさぞかし傑作なのだろうと(笑)、後に私も観て、やっぱり眠くなった……ということはなくて、面白かったです、ハイ。監督・主演がなかなか固定されないジャック・ライアンシリーズの中で、今作は前作から続くP・ノイスとH・フォードのコンビ。ハン・ソロとダースベイダーとの会話も楽しめるキャスティングになってます。さて、このシリーズ、殆ど読んでないので(唯一読んだのがよりによって「日米開戦」というのが…)、何が売りなのかよくわかっておらず、「その時々のハイテクを駆使した作戦を描く軍事ウンチク作品」なんだろう、と勝手に解釈して、別名“今そこにある機器”シリーズだと思っていたのですが。この解釈でよろしいでしょうか。それはともかく、本作、前半はアクションが断片的で確かにサスペンスが続かない、あくまで「遠くの出来事」といった感じ。それが、後半、ライアン自身が「危機」の中に身をおくようになると、アクションもまたサスペンスを伴う執拗なものへとなっていく。そしてまた、あくまで事件は遠い外国で起こっている、麻薬組織との局地的な戦いであって、現地の「危機」は、国内にまでは全く及んでいないのだけど、その一方で、現地の「理不尽さ」は国内に根深く存在する「理不尽さ」と強く結び付いていて、それが同時進行的に描かれる。そりゃ、盛り上がろうともいうもの。前半で寝てちゃ、損しますよ。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-25 08:27:05)
その他情報
作品のレビュー数 74件
作品の平均点 5.54点
作品の点数分布
022.70%
111.35%
245.41%
322.70%
456.76%
51520.27%
62837.84%
7912.16%
845.41%
934.05%
1011.35%
作品の標準偏差 1.90
このレビューの偏差値 56.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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