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ネゴシエーター のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ネゴシエーター
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1997-04-19
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,犯罪もの,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 『交渉人』という作品と『ネゴシエーター』という作品があってややこしいけれど、交渉するのが『交渉人』、しないのが『ネゴシエーター』という、とりあえずの覚え方。
とは言え、ごめん、正直、路面電車のアクションがスゴかったよなあ、という点以外は何も印象に残っておらず、久しぶりに改めて見ながら、やっぱり路面電車スゴいなあ、とテンション上がっちゃいました。いったいどれだけ下り坂が続くのやら。
しかしこれは全然記憶に無かったんですけど、こんなに雨のシーンが多い映画だったとは。「雨のシーンを入れる」というひと手間が、見る側としては嬉しかったりもするのですが、こうやってやたらと雨を降らせるのも、何だかよくわからなくなってきます。1998年の『GODZILLA』で雨が降ってたのは、もしかするとCGの都合もあったのかもしれないけれど、雰囲気の面でもそれなりに納得するものがありましたが。。。
雨の暗さでもって、エディ・マーフィの陽気さと対比しようとしたのか、中和しようとしたのか。納得感以前に、そもそもこの主演はエディ・マーフィで良かったんだろうか?とも思えてきます。ここはやはりウェズリー・スナイプス、、、ではちょっとベタ過ぎますかね。いや、エディ・マーフィも今回は「お調子者」ぶりを控えめにして、持ち前の軽妙さは残しつつシリアスな演技にも挑戦しています。チグハグ感は否めないですけどね。でも、まあ、頑張ってます。もともと、アクション俳優としてのキレのよい身のこなしは、持ってますしね。
犯人側が何かとモタついたり(自分だけ刃物を持ち、相手の不意をついておきながらなお、女性を仕留められないって・・・)、相棒がイマイチ魅力なかったり(終盤、隠密行動なのに「今から狙撃します」という目立つ服装をしているのは、ちょっと愛嬌ありますけどね。笑)、キャラの弱さに関してマイナス要素もありますけれども、それが互いにちょうどバランスが取れたのか、中盤の路面電車だけでなくクライマックスの港の対決も、なかなか盛り上がります。
小気味よさに、派手なアクション。悪くないんじゃないでしょうか。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-04-06 06:46:36)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 4.83点
作品の点数分布
000.00%
112.50%
225.00%
325.00%
41127.50%
51537.50%
6410.00%
737.50%
812.50%
900.00%
1012.50%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 58.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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