Menu
 > 作品
 > サ行
 > 座頭市兇状旅
 > 鱗歌さんのレビュー
座頭市兇状旅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市兇状旅
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1963-08-10
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 川べりのボロ家を刺客たちが取り囲むクライマックス、このシーンだけでも、ああ観てよかったと思わせるカッチョ良さ。
と、ロケシーンも良ければ、屋内シーンもやけにキマってて。
本作、ニセ三船敏郎みたいな浪人のライバルが登場して、剣豪らしい雰囲気をビンビン感じさせますが、いやこれがホンモノのミフネだったら、どういうキャラか想像もつきそうなもんだけど、何せニセモノだけに(と、勝手にニセモノ呼ばわりしちゃってますが)、敵なのか味方なのか、好敵手なのかそれほどでもないのか、見当がつかないのが、かえって面白かったりします。
で、虚しさあふれる結末を迎えたあと、座頭市は陽気にふるまってみせながら去っていきますが、盲目である彼の手に、もはや仕込み杖はなく、一体どこへ向かって行けばいいのか、何とも言えぬ寂しさが漂います。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-26 21:07:04)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.62点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.25%
500.00%
6425.00%
71062.50%
816.25%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.86
このレビューの偏差値 68.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
座頭市兇状旅のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS