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サボタージュ(1936) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サボタージュ(1936)
製作国
上映時間76分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
一見エスピオナージュですが、ストーリーの中心はズバリ、「はじめてのおつかい」! 寄り道しないでちゃんとおつかいできるかな~。何しろ今回のおつかいは○○○○のお届け、寄り道なんかしていたら・・・。というハラハラドキドキ(?)な展開を、点描法のような細かい映像の積み重ね、コンパクトに折りたたんだような構成で、サクサクッと歯切れ良く見せてくれます。時に大胆すぎて「え?」と思うこともありますが、それもご愛嬌。俳句でも秀句と言われるものは、五・七・五という限られたパーツを用いて、直線的に「語る」のではなく、その3つの「線分」によって描く三角形、それによってに思わぬ広がりを「見せる」、という、切り詰められているが故の、限界の美学、とでも言うものを感じさせますが・・・本作の場合、そこまで極端ではないまでも、何かそれに近いものを感じさせ、切り詰めることへ挑戦がここには確かにあります。そういう、才気あふれる作品だと思います。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-07 00:17:34)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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6426.67%
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作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 61.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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