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この子の七つのお祝いに のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 この子の七つのお祝いに
製作国
上映時間111分
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 推理モノを映画化する厄介さ。岩下志麻がバーのママさんとして登場した時点で、「チョイ役みたいな登場の仕方だけど、後で重要な立場となるハズ」と、誰だって思いますわな。意外性もヘッタクレもあったもんじゃない。
その辺は、製作サイドも重々、承知なんでしょう。真犯人の意外性よりも、犯行に至る情念、いや怨念といったものを、クライマックスでこれでもかと描きます。
ただ。
それが岩下志麻なもんで、ちょっと浮世離れしているというか、トボけているというか。
夕焼けの赤さが部屋に立ちこめてくる中(これでカラスでも飛び込んできたら、まさにゴケミドロ)、過去が明らかになっていくのだけど、ちょっと、ノリ切れない。これは岩下志麻だけの責任ではなく、脚本も弱いのでは。愛する男を殺めてまでの復讐劇、にしては、それに対する慟哭みたいなものが、イマイチ感じられなくて。そもそもあんなハゲオヤジを、本当に愛してたのかね。とか。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-03 18:58:52)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
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313.33%
426.67%
51033.33%
6516.67%
7826.67%
8413.33%
900.00%
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作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 50.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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