Menu
 > 作品
 > ハ行
 > ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
 > 鱗歌さんのレビュー
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
製作国米,英
上映時間142分
劇場公開日 2004-06-26
ジャンルアクション,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
これは面白かったあ。前2作、特に第1作が。何となく映画としてまとめるのに四苦八苦してる感じが拭えなかったのですが、この第3作、何だか吹っ切れたかのよう。まず映画の構成、第1作でのギクシャクした感じは姿を消し、映画らしい緊張感に貫かれています。原作読んだ人からは、だいぶ端折り過ぎだという話を聞かされたんですが、まあワタシは原作読んでませんし、特に気になる点はなかったですね。っつうか、前2作みたいに詰め込みすぎてギクシャクしてない分、好感が持てました(もし今後原作読んだら180度意見が変わったりして。笑)。さて一方、目が離せないのが、全編にみなぎるイマジネーション。最近の特撮映画ではどんなシーンでも撮影できてしまう「その故に」逆に何だかどれもこれも同じように見えてしまったりするのですが、本作の映像へのコダワリは、そういった「最近みんながやってるコダワリ」にとどまらず、さらに一味も二味も味付けを加え、ワクワクするような映像を見せてくれます。イマジネーションの勝利。しかしふと考えると、「姿を消すマント」とか「ヒッポグリフ」とか・・・おお、これって『シンドバッド黄金の航海』ではないか(こちらはヒッポグリフではなくグリフィンでしたが)、な~んてことをふと思ってしまい、ニヤニヤしてしまいます。さらにはハリーが眼鏡を落として手探りで探すシーン、あれはまさに横山やっさんの名ギャグ「メガネ、メガネ」へのオマージュでありましょう(?)。まあ、そんな感じで、背景になにか、懐かしいものを含みつつも、あくまで映像は新鮮さがあふれています。見ごたえ十分。面白かったです。
鱗歌さん 8点(2004-07-24 23:29:00)
その他情報
作品のレビュー数 219件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
010.46%
110.46%
210.46%
352.28%
4146.39%
52913.24%
65223.74%
76027.40%
84520.55%
983.65%
1031.37%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 56.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS