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頭蓋骨を潰す・・・ってのが凄かった。最初はデレクの凶暴性を出す演出なのかと思ってたけど、この主人公が心底、有色人種を憎んでいるとなると当然の行動。まさに「虫ケラ」としか思ってないワケだからね。エドワード・ノートンの仕事(チョット気弱な青年→ネオナチ→改心後の3態)も多くの人が言うようにスゴイのにストーリーがチョット・・とても練りに練った丁寧な造りに思えない。服役中の話は兄が弟に”聞かせて”やってるもので、いくら尊敬する兄の告白だからと言ってそんなに簡単に思想が変わるもんだろうか?もっと他にストーリー運びを工夫する余地はあったと思う。例えば”聞かせてもらう”より”知ってしまう”方が本人にとっては衝撃、とかね・・・。一緒にシーツを洗ってた黒人が、主人公の改心に物凄く重要な役割を果たしているのに何だかそっけない。あれじゃあ観てる人の中には「もうムショはヤなんだよ!」だけの心変わりと取る人もいるのでは?監督は途中で降りちゃって編集をノートンがやったりしたからかもしれないんだけど・・・オシイ!
【シュールなサンタ】さん 8点(2002-12-31 17:01:24)
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