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今までの宮崎駿監督の作品は全て観る側の想像力を強く駆り立ててくれましたが、逆にこの作品では監督の想像力を押し付けられているように感じてしまいました。主人公の声が若者なのにすでに枯れてしまったような声であるのも宮崎駿自身がすでに枯れてしまっているのを象徴しているように思いました。明らかに今までと毛色の違うこの作品を最後の作品として持ってきたのを疑問に感じましたが、今までみんなを楽しめませるために全て絞り出してしまった末の必然だったのかなと思います。もう監督の作品を観れないというのは人生の大事なものを一つ失ってしまったかのようで非常に残念ですが、今までホントにお疲れ様でした。
【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-07-11 06:14:49)
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