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愛と死をみつめて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛と死をみつめて
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1964-09-19
ジャンルドラマ,ラブストーリー,医学もの,モノクロ映画,青春もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 そうそうたる名優たちが脇を固める中、美しい顔の半分を包帯で覆った吉永小百合は鬼気迫る名演技でした。あのまま吉永小百合自身が死んでしまったのではないかと錯覚してしまうほどでした。
数々の涙を誘う名シーンがありましたが、中でも死期を悟ったミコが自分の持ち物を焼却炉に持って行って、そこにいたおじさんに亡くなった方でもあったのか、と聞かれて「これから亡くなるところよ」と答えて、煙突から上る煙を見上げる冷めた表情は、あまりにも残酷で痛々しかったです。
確かにあまりにも暗過ぎるし救いがない感じでした。でもそれは現在の日本の無節操で軽薄な明るさの裏返しだからなのかもしれません。40年たってこの国もそして自分もどうなってしまったのでしょうか。点数が低いのはあらすじを分かって観ていたためで、リアルタイムで観たらもっと点数は高かったと思います。
キムリンさん 7点(2004-11-09 22:56:47)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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100.00%
215.26%
315.26%
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5210.53%
6526.32%
7526.32%
8421.05%
915.26%
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作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 52.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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