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五線譜のラブレター/De-Lovely のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 五線譜のラブレター/De-Lovely
製作国米,英
上映時間125分
劇場公開日 2004-12-11
ジャンルドラマ,ミュージカル,音楽もの,伝記もの,ロマンス
レビュー情報
私はコール・ポーターのミュージカルやスタンダードナンバーにも疎いのですが、ショー場面などミュージカルらしい華やかさが楽しめました。ナタリー・コールやエルヴィス・コステロなど登場する歌手たちや歌をよく知っていたり、お好きな方ならもっと楽しめるのかもしれません。
歌やショーを絡めながらポーターの人生を回顧するという形式で彼と妻との関係が描かれますが、印象としては妻ナタリーの深い理解と寛容によって築かれた愛情関係という感じです。ポーターの同性愛嗜好を知ったうえで結婚し創作と成功の支えとなり、自分亡き後の夫の世話係まで用意するというのは普通には理解しかねるほどの夫婦の姿ですが、これは人間性以上に彼の才能を認めていたゆえなのでしょう。そんなナタリーを演じるアシュレイ・ジャッドは落ち着いた声と物腰で、優雅なファッションや真珠のアクセサリーなどを身にまといとても美しく魅力的でした。ケビン・クラインのパリッっとしたスーツ姿も素敵で、自演してるピアノや歌も良かったです。ストーリー的に感動というところまではいかなかったのですがミュージカルとしては十分楽しめました。びっくりしたのはポーターの切断後の足や老けメイクの巧みさ。アシュレイの老けメイクもなかなか凝ってました。


キリコさん 7点(2005-01-25 22:23:31)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 5.82点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 54.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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