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1926年の作品ですがちょうど100年後の世界を描いてます。CGなんてない時代に、この未来世界の都市の造形はもう見事!と感嘆してしまう。高層建築の合間を飛行機が飛び、立体交差のハイウェイには車が行き交っている。こういう想像力がすごい。地上の一握りの支配層と、地下の多数の労働者という資本主義的世界を描いているが、その橋渡しをする救世主が資本家の息子だった、という話。半分に短縮されてるからか、話にやや疑問点はあるものの圧倒的な映像世界だけでも一見の価値がある。虐げられた労働者の群れは皆うつむいてロボットのようだし、仕事場面はまるでダンスのような動きをする。労働者を率いるマリアとロボットは的確に演じ分けられている。ロボットがマリアに変身するシーンも斬新、当時の人々はさぞ驚愕したことだろう。
【キリコ】さん 8点(2003-12-04 18:26:32)(良:2票)
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