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グランド・ホテル のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グランド・ホテル
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1933-10-05
ジャンルドラマ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 たまたまのある日、ベルリンの一流ホテルに集まったいろんな人々の人生模様を描いてみせる。高名な悩めるプリマ、お金に困っている男爵、死を宣告されているしがない労働者。美しい秘書、危なくなっている会社の社長、それにホテルの従業員も。話は男爵を中心に回っているように思えるが、彼は思わぬ最後となる。「グランドホテル、人々が訪れては去っていくところ」その限られた舞台で生と死、喜びや悲しみ、怒りや希望、人間の欲望や高潔さ、と様々なドラマが凝縮されている。印象的なのは死を宣告されて絶望の淵にいたライオネル・バリモアが、秘書のJ・クロフォードと希望を持って旅立つ姿と、男爵の困窮してもぎりぎり踏みとどまり人間の気高さを失わない生き方。多くの登場人物をきっちり描いて、彼らのそれぞれに考えさせられるドラマがあるのが素晴らしい。ここでもガルボは美しく魅力的。
キリコさん 8点(2003-10-21 14:30:10)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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81219.67%
969.84%
1034.92%
作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 54.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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