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母の眠り のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 母の眠り
製作国
上映時間127分
劇場公開日 1999-11-13
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
重い癌を患っていた母親が死んだだけなのになぜ娘が取調べを受けているのか、なぜ娘はああも母に反感を持っているのか、などの疑問は展開と共に明らかになっていく。ドロシーに扮したメリルがかなりのボリュームに見えるのに、病にやつれてからはかなり頬がこけているように見える。(さすがに裸の骨が浮いてるのは吹き替えかもしれない)完璧な主婦というだけの母に反感を抱きキャリアウーマンとして仕事にこだわる娘。でも自分がいざ主婦をやってみるとそれがいかに大変でしんどいことかと思い知る。夫や子供達が何不自由なく自由にそれぞれの好きなことができるのも、彼らの生活基盤を支える地味で退屈な家事を担当する母がいればこそ。父はやはり仕事を口実に現実から逃げていただけなのか。あまりのしんどさに娘は切れてしまうが残り少ない命の母が娘に諭すシーンのメリルがいい。

キリコさん 7点(2004-04-14 19:19:29)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 6.64点
作品の点数分布
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100.00%
212.27%
300.00%
436.82%
5715.91%
6613.64%
71431.82%
8920.45%
936.82%
1012.27%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 51.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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