タイトル名	夢(1990)
製作国	日,米
上映時間	121分
劇場公開日	1990-05-25
ジャンル	ドラマ,ファンタジー,戦争もの,オムニバス

とても美しい映像の見る絵本。メルヘンチックで美しい映像美はとても印象的。最初の「狐の嫁入り」は子供の見た夢、話が進んでくると戦争の亡霊や原爆の恐怖、地獄絵図風など監督のメッセージ性もあって、この辺りはややおどろおどろしている。しかし最終話が水車のある美しい村の葬列がお祭りのように楽しげで美しいシーンになっているのは通してみれば日本の歴史のあれこれや、人の一生を描いて明るい希望になっているようでもある。かつての巨匠の力技ではないけれど、映像やいいたいことへのこだわりは十分感じられる。

作品のレビュー数	75件
作品の平均点	5.83点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.33％ 2 1 1.33％ 3 10 13.33％ 4 5 6.67％ 5 12 16.00％ 6 17 22.67％ 7 16 21.33％ 8 8 10.67％ 9 4 5.33％ 10 1 1.33％
作品の標準偏差	1.86
このレビューの偏差値	50.50 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値