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勝利の朝 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 勝利の朝
製作国
上映時間74分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
これはひたすらキャサリン・ヘップバーンの演技を見せられる作品。無名で貧乏な田舎娘なのに、夢や野心だけは大きく胸いっぱい。虚勢を張ってやせ我慢するところはまるで「武士は食わねど高楊枝」。言う事、やることが時におかしいんじゃないかというくらいな変わった子。それらはいつも第三者を意識して虚勢を張って「演技」してたんですねぇ。
それが思わぬ代役の成功で賞賛されたとたん、不安になった彼女は「素」に戻る。これを横顔で見せるんだけど、この表情の変化に注目、うまいなぁと思う。(旅情でもそうだけど彼女は横顔で芝居する、と思ってる)それまで気取ってたり虚勢を張ってたのも無意識の演技ということがわかった。劇中のハムレット、ロミジュリの一人芝居といい彼女の演技の全てが詰まったようなこの作品、アカデミー主演女優賞受賞も納得です。
キリコさん 7点(2003-11-05 17:39:12)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 55.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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