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この作品は世界中で大受けしてるのですが、アメリカではマイケル監督にはひどく冷たく、批判的なのですね。まぁ当然です。自分たちの都合の悪いことをぶちまけられてるし、どーもアメリカのじょーしきは世界の常識とはかなり違うみたいだし・・そんな冷ややかな空気の中に住むアメリカ人のマイケル監督が、このドキュメンタリーを作った、そのこと自体が立派ですねぇ。アカデミーのスピーチなんて驚きのはっきりさでした。勇気ありますね、狂信的愛国者に暗殺されるかもしれないのに・・「国民は常にマスコミによって、恐怖に煽られている」というのも納得です。アメリカのマスコミの競争の凄さは「ネットワーク」という映画でもかいま見ることが出来ます。驚いたのはカナダでは鍵をかけない、ということでした。ほんとかな?C・ヘストンは見た時、ろくに質問にも答えられずに逃げるように去っていき、「この卑怯者!」と思いましたが、アルツハイマーだったんですね。最近会長を引退しました。ベン・ハーの頃の立派な姿を思うと、なにやら寂しい気が・・マイケル監督、しぶとく頑張ってこれからも内からの告発に励んでください。
【キリコ】さん 9点(2003-05-11 21:15:02)
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