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羅生門(1950) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 羅生門(1950)
製作国
上映時間88分
ジャンルドラマ,法廷もの,時代劇,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
戦禍や天災、疫病といった不安と混乱で人心が荒んでいる平安時代を背景に、一人の侍の死をめぐって2人の関係者と死者自身(巫女の口を借りて)に真相を語らせる。しかしみな言い分が違い真相は分からないままである。殺された当人でさえ真実を語らない・・雨宿りの時のセリフに「本当のことが言えねぇのが人間さ、人間って奴は自分自身にさえ白状しねぇことが沢山あらぁな」と人の心の闇が語られる。事件を目撃していたというきこりの最後の話が真実なのだろうか?、、これも本当なのかどうか分からない・・光と躍動感あふれる森の中の疾走シーン、京マチ子は少女のように愛らしいのに妖艶、凄みがあるし、三船のギラついた盗賊も強烈な印象。巨大な羅生門のセットに降らせた大雨もすごい。
キリコさん 9点(2003-06-22 12:18:29)
その他情報
作品のレビュー数 184件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
000.00%
110.54%
221.09%
321.09%
442.17%
5126.52%
63016.30%
74625.00%
84222.83%
92714.67%
10189.78%
作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 55.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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