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《ネタバレ》 基本は楽しく観れた続篇でした。やっぱり役者達は主役級が出演しているので、それぞれのやりとりだけで映画が引き立って見えて楽しめたのも事実。ウォーマシンやブラック・ウィドー、そしてアベンジャーズへ繋がる伏線とか興味を惹かれる要素もありました。ただなぁ・・まず今回のトニーの最大の敵となるミッキー・ローク扮するイワンの扱いが不満に思いました。折角、冒頭であれだけのインパクトある登場したのに中盤から後半にかけては地味に座って開発してるだけで、クライマックスでの彼の計画遂行時にもちょこまかと無人アイアンマンを作動してるのがほとんどでやっとフル装備してトニーの前に現れたと思ったら、いとも簡単にボカーンと倒される・・あのぉいくらなんでもあっけなさすぎでは?個人的にはミッキー・ローク対ロバート・ダウニーJr.のアイアンマンのガチンコ対決を派手に見せるべきでしょう!これじゃミッキー・ロークをキャスティングしたかいがないもんなぁ・・。あとはトニーの命の作動源となるものが、自らの命を危険に晒し新たな代用エネルギーを探しているけどタメという話で、そこでサミュエル・L・ジャクソン演じるニックがトニーの父親なら何とかしていただろうとほのめかしますが、そこで彼が言いたいのは『トニー、お前は自分自身でその代用エネルギーを作り上げる事で偉大な父親と肩を並べる、もしくは越えるはずだ』という解釈に思いました。そこでトニーは本作での『成長』を見せるかと思いきや・・結局、父親の隠されたメッセージを見つけてそれを元に新元素を作ったのですから、それは成長でも父親越えでもないよなぁ・・と肩透かしでした。あと派手なアクションは前半と終盤にほぼ、集中しているせいか中盤でトニーが迷走していたくだりは冗長とも感じました。前作がかなり好きな私としては、今回は惜しいという感じの一作ですけど次も必ず行くぞという気にさせる出来にはなっていると思いました。
【まりん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-27 19:22:01)
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