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《ネタバレ》 性交中、女を殴る事が性癖の男の息子・・
そんな父に普段は反発しながらも、女性と行為に及ぶと血は争えない所が出てしまう・・。 拭えない『何か』に途方に暮れてしまう、主人公演ずる菅田将暉が実に素晴らしいです。 一見、穏やかに感じますが、何かどんよりとして深みにハマったら抜け出せない粘着性が ある映像、雰囲気が自分にハマったのか片時も飽きる事無く観れました。 前半は男との関係に翻弄、引きずられたまま生きている女性キャラ達が 後半は『殴られた』女性がみんなさらに逞しくなっていき 男が置いてけぼりを食らわされてる感じが妙に滑稽・・ ラスト前のセックスの光景は、もう吹いてしまいました。 女優陣も見事としか言えない存在感!田中裕子の母親はより映画に厚みと説得力を持たしてました。 もちろん、どうしようもない男だし、すべての『元凶』なのにどこか憎めない父親役の光石研も素晴らしかった。 最後に・・いくつかある食事シーンが、どれもこれも、すごく印象的でした。 いい食事シーンがあると個人的に『いい映画』の確率が多いです。 【まりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-08 14:30:38)
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