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《ネタバレ》 やっと誕生した愛娘に「スリ」と名付けたり、ケイティとのラブラブぶりをカメラに見せ付けて嫌われたり、あげくの果てにはラジー賞にまでノミネートされてしまったトム。正直な所、俺の中での印象も少し下がっておりましたが、そんな彼もシリーズ久々の新作『M:i-Ⅲ』で汚名返上なるか!?てな訳で公開された本作ですが、どうやら俺の中だけでは、トムは見事にカッコいい姿で帰ってきてくれました。いやぁ~、久々のイーサン・ハントは本当にカッコ良かった。トムに惚れたのがイーサンなら、トムに惚れ直したのもイーサンとゆう訳で、トム=イーサン・ハント万歳!!6年ぶりの本作はアクションの激しさ、スパイ映画のスリル共に満点で、文句無く楽しめました。特に2では感じられなかったスパイ映画ならではのドキドキ感がまた戻ってきた点には点数が高いですね。ただアクションシーンでカメラが動きすぎなのと(近年のハリウッド映画の悪い癖!)ラストがイマイチ盛り上がらなかったのが難点。イーサンの蘇生シーンはもう少し感動があるかと思いきや割とあっさりでした。蘇生シーンの演出はジェームズ・キャメロンに軍配!(比較するなという声は無視します)あと1、2がデ・パルマ、ウーと個性の強い監督だったせいか、演出にイマイチ個性が見られなかったのもちょっとなぁ。個人的には2が一番カッコよかったから、これが最高傑作だとは思わないな。『M:i-Ⅳ』は全米でのオープニング成績を考えるとどうなんでしょうかね。まあ1がサスペンス、2がアクション、3がストーリーなら4は絶対「映像美」で来ると思うので、今度こそ監督はフィンチャーか、レン・ワイズマンにオファーしてみたらどうですか、トムさん?期待してますよっ!!点数は内容の面白さ+トムのカッコ良さを総合的に判断して8点です。【追伸:ピルグリム兄貴】サンディ・ニュートンはイーサンとは別れて(極限状況で生まれた恋愛は、長続きしないの・・・by浅野温子)今はロサンゼルスの辺りで主婦をやってるみたいですよ。『ク○ッシュ』で。
【ポール婆宝勉(わいけー)】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-01 16:11:34)
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