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よく行くビデオ屋(レビュー読んでくれてる方は知ってます・・よね?)で「3泊4日」の貸出期間になっていた本作。旧作なのに、何で7泊8日じゃないの?と思い横の説明を見ると「より多くのお客様にご覧になって頂けます様」との事。なるほど、見終わってみると、誰もが一度は見てみてもいいんじゃないかな、そう思う映画でした。この映画で学ぶ事が出来るのはふたつ。「愛」そして「生」である。アンが最期の時に思い描いたのは、これまでの人生や、辛かった経験などではなく、やはり愛する家族の事だったのでは無かったのでしょうか。アンが家族に対し「早く自分の事は忘れて欲しい」と願ったのは、きっと夫、そして何よりも愛する二人の娘たちに、永遠の幸せを味わって欲しかったからなのだろう。そう、本当に「愛する」という事は、ただ結婚しているという事だけでは無く、ただベタベタ一緒にいるだけでも無い。お互いの幸せを、心から願い続けるという事なのだ。本当に「生きていて幸せ」というのは、自分の思うがままに行動する事では無く、ただ名誉を手に入れる事でも無い。愛する人と、自分が生きている限り幸せになれるという事なのだ。今、自分と同じ青少年たちが自らの命を自ら絶つという、悲しい事件が増加し続けている。そんな今だからこそ、是非ともこの映画を見て、生きる事の尊さを学び取って欲しい。
【ポール婆宝勉(わいけー)】さん 8点(2004-07-29 23:03:05)
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