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戦場のアリア のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦場のアリア
製作国仏,独,英,ベルギー,ルーマニア
上映時間115分
劇場公開日 2006-04-29
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,ロマンス,クリスマスもの
レビュー情報
本当にこんなことがあったなんて!その当事者たちに拍手を送りたい。ついさっきまで敵対して殺しあっていた各国の兵士たちが言葉を交わし乾杯をした。そんなこと、想像もできない!「敵」という関係は、クリスマス(宗教)と音楽、そのたった二つの共通するものだけで解きほぐせるような、簡単なものだったんだ。兵士たちが本当はどれほど戦いたくないか、それがひしひしと伝わってくる。戦いたいのはトップだけ。実際に戦って被害をこうむるのは国民だ。それはおかしいじゃないか。……と考えるだけだった以前だが、こうまでそれを強調されると、逆も考えたくなる。もし戦争をしなかったなら?この場合だと、戦争の前に同盟を組まなかったら?例えばそれがかなり国際経済的に不利な事態を引き起こし、自国貨幣の国際価値下落、株価暴落、物価高騰、失業者急増、経済政策のため予算は公共事業等へ、教育には手が廻らず不良青年急増、治安悪化、国債発行、財政大赤字、何年この状況は続くのか、という事態。戦争の死傷者が例えばフランスだと616万人だが、今言ったような状況でそれ以上の死傷者がそうでない場合に比べて増えていたとしたら?経済や政治には詳しくないので本当に起きるかどうかは別として、「もし」そうなったとしたら、どちらが正しいといえるのだろうか。僕にはわからない。
透き通るBlueさん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-09 17:39:05)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.55点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 56.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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