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グローリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グローリー
製作国
上映時間122分
劇場公開日 1990-04-14
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 奴隷制度が廃止となる北軍の勝利というのは、長いアメリカ黒人史の中でもとりわけ重要な位置付けにあるものと思われます。またそれは他国の者が想像する以上に、黒人にとって勝利しなければならないものだったに違いない。この映画では、奴隷として酷使される黒人の様子がワンシーンでさえ挿入されていないので、他国の者からすると、黒人の白人に対する憎悪の気持ちや志願兵となりたがる動機付けなどが少々理解しにくいかもしれません。その辺の事情は「ルーツ」(映画ではなくテレビドラマだがよく出来た作品です)なんかを見ると、白人の手によりアフリカから捕獲され家畜同然のように酷使される黒人の様子が描かれているので、彼らの気持ちがよーくわかります。黒人の犠牲で成り立つ既得権益を執拗に維持しようとする南部の白人、それに対し、ただ人間としての自由と尊厳が欲しかった黒人という両者との構図。黒人志願兵たちの言う我々すべての黒人の為に戦うという言葉はズッシリと重く、またラストの玉砕覚悟の突撃シーンは感動的ですらある。事実、人間が生み出す“悪”が存在する以上、侵略なんかではなく正義の為の戦争もあり得るのだ…この作品を見終えてそんな事を思いました。
光りやまねこさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-30 00:10:38)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 82件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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1056.10%
作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 53.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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