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隠し砦の三悪人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 隠し砦の三悪人
製作国
上映時間139分
劇場公開日 1958-12-28
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
捻りを効かした抜群のストーリーテリング、全編オープンロケが放つ独特の雰囲気描写、見る者を唸らせるスリリングな演出などなど、いかにも黒澤監督らしい重量感のある作品。序盤、二人の百姓男の前に現われる三船敏郎演じる荒くれ者と、その背後に見え隠れする謎の若い女。この二人、一体何者であるのか。しかも多額の黄金が砦近くに隠されているという。ミステリアスな雰囲気を漂わしゾクゾクさせてくれるわけだが、それがこのままサスペンスフルなシーンの連続で終盤まで一気に見せてくれる。また途中、六郎太の前に田所兵衛(藤田進)が立ちふさがり、この勝敗がラストの見せ場へ繋がるという演出も個人的には気に入っています。姫君の気になる台詞回し、百姓男二人の漫才調のやり過ぎ感もなくはないが、エンターテイメント時代劇としては他の作品と一線を画しておりやはりクロサワは格が違う。
光りやまねこさん 8点(2004-10-04 17:22:59)
その他情報
作品のレビュー数 127件
作品の平均点 7.46点
作品の点数分布
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321.57%
410.79%
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61310.24%
73628.35%
83628.35%
91612.60%
10129.45%
作品の標準偏差 1.48
このレビューの偏差値 52.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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