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ビルマの竪琴(1956) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ビルマの竪琴(1956)
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1956-02-12
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,音楽もの,小説の映画化
レビュー情報
日本映画史上に輝く素晴しい名作。情感豊かに人間愛を描いた感動作なんですが、切々と訴える反戦映画とも言えます。市川崑監督の丁寧で味わい深い演出がひときわ冴える。とりわけ、水島上等兵(安井昌二)が山のような日本兵の死体をまの当たりにして、なぜ彼が僧となりこの地に残るのかが説得力を持って描かれている。役者陣の確かな演技も申し分ない。とくに井上小隊長を演じた三國連太郎の誠実で人間味溢れる演技が秀逸かつ印象的。「植生の宿」を初め伊福部昭の音楽が感動を盛り上げる。ラストに用意された「水島の手紙」はもちろんだが、水島が柵越しに弾く別れの「仰げば尊し」にはもう涙ボロボロ。個人的には、邦画史上指折りの感動的シーン! ! また、市川崑という監督の偉才振りをも教えられた記念すべき作品でした。
光りやまねこさん 10点(2003-08-16 13:27:00)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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413.57%
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6310.71%
71035.71%
8725.00%
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10310.71%
作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 62.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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