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誓いの休暇(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 誓いの休暇(1959)
製作国ソ連
上映時間88分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,ロマンス,ロードムービー
レビュー情報
なんと! ! 旧ソ連にも、こんなに素朴で胸に染み入る映画があったんですね。まさに、隠れた名作という言葉がぴったりではありませんか。しかも様々な愛を描く中、厭戦感に満ち溢れた見事な反戦映画となっている。当時のソ連の実情から察すると、よくもまあこんな腹の据わった作品を作ったものだと思う。この映画は、善意のかたまりの様な主人公アリョーシャに尽きる。自然体で望んだかの様な演技は大いに好感が持てた。もちろん恋人役のシューラも負けじ劣らず、初々しく魅力的だった。物語りは、帰郷途上で出逢う人々との人情話しを描いているわけですが、なかでも松葉杖の男のエピソードがジーンと胸を打ち目頭が熱くなった。もちろんラストの母が言う「もうどこにも行かせない 」(確か記憶では)は、生涯忘れ得ぬ屈指の名台詞。何回でも見たくなる見事な作品でした。
光りやまねこさん 10点(2003-07-27 00:04:57)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 8.60点
作品の点数分布
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312.08%
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612.08%
7510.42%
81122.92%
91327.08%
101633.33%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 56.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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