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海と毒薬 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 海と毒薬
製作国
上映時間123分
ジャンルドラマ,戦争もの,医学もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
太平洋戦争末期、大学病院で行われた戦慄の事件。戦争という狂気に満ちた時代の中、たとえ医師といえども人命に対して感覚がマヒしてしまうのだろうか。鬼畜米英、日本を破壊し尽くす憎きB29の捕虜達。彼らの生体解剖実験により何百何千という日本人の命が救え、医学の発展に繋がるのなら…という発想が出てきても不思議ではない。奥田瑛二が演じる内向的な研究生以外は、感情移入出来そうにない医師達として描かれている。彼らの行為は当然糾弾されるべきだが、戦争という二文字がここまで人間性を狂わせてしまうものかと思ったりもする。それは戦争が終焉し人間が人間らしさを取り戻した時に初めて、犯した罪の重さに気付く事なのかも知れない。
光りやまねこさん 9点(2003-12-05 21:26:04)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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6621.43%
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8828.57%
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 60.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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