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姿三四郎(1943) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 姿三四郎(1943)
製作国
上映時間79分
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,モノクロ映画,スポーツもの,スポコンもの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
演じるというか、そのまんまの藤田進に尽きる! 真っ白な柔道着が似合う姿三四郎(藤田進)、純朴かつ誠実そのもので好感度大。対する月形龍之介演じるあのムカデみたいないやな奴、檜垣源之介との対比が姿三四郎のそれをより一層際立たせている。また、矢野正五郎(大河内傳次郎)の口から出る柔道家(柔の道を志す者)らしい、闘技と人の道を一致させた言葉も味わい深くいつまでも記憶に残る。実際この映画では派手な格闘シーンを披露するわけでもなく、主人公達の心理描写、雰囲気描写などで盛り上げ受け手の想像力にまかせるという独創性ある演出も、さすが黒澤明という感じがする。唯一残念なのは、古い作品なので画像が傷んでおり、しかもカット版ゆえに正しい評価が出来ないということです。
光りやまねこさん 8点(2004-10-29 21:30:48)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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200.00%
323.85%
4815.38%
5611.54%
61223.08%
7713.46%
81223.08%
947.69%
1011.92%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 55.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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