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野菊の如き君なりき(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 野菊の如き君なりき(1955)
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1955-11-29
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
モノクロ作品にもかかわらず、何故か淡いパステルカラーで思い出される。これもひとえに監督木下恵介の洗練された演出と描写の賜物なんだろう。そうそう、笠智衆が演じる老人の回想という構成も切ない雰囲気を盛り上げていた。さらに、木下忠司の哀感溢れるメロディーも作品の印象付けに多大に貢献。封建的な村社会で生きてゆかざるを得ない哀しい定めを、そこはかとなく漂わせており、木下恵介の抒情的な世界観に思う存分浸れた。観る者の涙腺を緩める、余りにも日本的な名画。
光りやまねこさん 9点(2003-11-24 16:01:46)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 7.45点
作品の点数分布
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6522.73%
7522.73%
829.09%
9627.27%
1029.09%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 55.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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