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座頭市物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市物語
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1962-04-18
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
勝新太郎のハマり役、座頭市。以後、シリーズ化される記念すべき第1作。監督の三隅研次を筆頭に、主役を張る勝新太郎、相手役の天知茂等、この作品にかける意気込みが画面からヒシヒシと伝わってくる。三隅研次の描写が冴えるクライマックスの殺陣のシーンはもちろんのこと、ゾクゾクする見せ場をあちらこちらにちりばめており、見応え十分の時代劇に仕上がっている。また本作は、裏社会という掃き溜めの世界でしか生きてゆかざるを得ない、哀しい男どうしの“友情”を描いた人間ドラマとしても秀逸。勝新太郎の圧倒的な存在感、それに対峙するかの様な死期を察知した天知茂の哀感溢れる演技。伊福部昭の荘厳な音楽も貢献度大。《ネタバレ! ! 》ラスト、座頭市に支えられ息絶える平手造酒。剣に生きる者にしてみれば、至福の幕切れだったに違いない。傑作です。
光りやまねこさん 9点(2003-11-23 16:24:40)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 8.16点
作品の点数分布
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411.79%
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635.36%
71017.86%
81933.93%
91730.36%
10610.71%
作品の標準偏差 1.18
このレビューの偏差値 56.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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