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愛と死をみつめて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛と死をみつめて
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1964-09-19
ジャンルドラマ,ラブストーリー,医学もの,モノクロ映画,青春もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
大島みち子と河野実のベストセラー書簡集「愛と死をみつめて ―ある純愛の記録― 」を基にして作られた、実話物の映画化。ラジオやテレビでもドラマ化されており、とくにTVドラマでの主題歌「愛と死のテーマ」(歌: 青山和子)はレコード大賞を受賞していることから分かるように、年輩の方々にしてみれば余りにも有名な物語りです。私も子供の頃、「まこ 甘えてばかりで ごめんね ……」で始まる哀切溢れるメロディーは幾度となく耳にしました。主人公の女学生みこは顔の左半分を、当時では不治の病ともいえる軟骨肉腫に冒されてしまう。恋人まこのひたむきな愛に支えられながらも、主人公の希望と絶望の間に揺れ動く心理描写には涙なしでは見られない。「健康な日を三日ください」「死ぬほど家に帰りたい」「個室がほしい、そして思いきり泣きたい」…などなど。主役を演じる吉永小百合の好演が、見る者をすっかり感情移入させてくれる。恋人役の浜田光夫も誠実な演技で好感が持てる。胸を打つ純愛映画の秀作です。
光りやまねこさん 8点(2004-03-30 11:04:00)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.37点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 55.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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