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四谷怪談[前篇/後篇](1949) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 四谷怪談[前篇/後篇](1949)
製作国
上映時間159分
ジャンルドラマ,ホラー,時代劇,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
鶴屋南北原作「四谷怪談」は数多くあるが、本作はタイトル通り監督木下恵介の独自の解釈によるもの。おどろおどろしい怪談ものとは一線を画しており、実は貧困から抜け出せない若い夫婦の哀しい物語り。悪党直助の企みにはまり、伊右衛門(上原謙)は迷いながらも出世のじゃまとなる妻・お岩(田中絹代)を毒殺してしまう。自ら犯した罪に苛まれ、次第に自滅していく女々しい男を上原謙が好演。《ネタバレ》ラスト、お岩の亡霊が現われる中、屋敷もろとも炎に包まれる伊右衛門。彼の魂は救われたのであろう。木下忠司の情感溢れる音楽も手伝い、何とも哀しい物語でした。
光りやまねこさん 9点(2003-12-15 12:24:13)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.87
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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