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座頭市の歌が聞える のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市の歌が聞える
製作国
上映時間83分
劇場公開日 1966-05-03
ジャンルアクション,時代劇,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
シリーズ第13作。本作は勝新演じる座頭市の殺陣のシーンはもちろんのこと、市に憧れる少年や不思議な琵琶法師を絡ませるなど工夫を凝らした作品になっています。とくに宿場の女郎を演じた、小川真由美の見るものに哀れみを誘う演技が絶品。この当時の“身売り”という哀しい時代背景をそこはかとなく漂わせており、しかもお役御免となった武士を夫に持つ妻の悲哀をも見事演じ切っていた。ラスト、人間ドラマに裏打ちされた座頭市と不遇の浪人(天知茂)との殺陣は圧巻で、市の我が身を守る剣の虚しさをもしみじみと感じ取ることが出来た。
光りやまねこさん 8点(2003-12-25 13:24:30)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.08
このレビューの偏差値 63.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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