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橋の上の娘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 橋の上の娘
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1999-12-11
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
コントラストを利かした鮮烈なモノクロ映像、エキゾチックで官能的なメロディーなどなど、しかもあちらこちらに脳裡に焼きつくシーンを散りばめており、まるで海外の旅先で夢でも見ていたかのような90分だった。この映画は緊迫するナイフ投げのシーンが圧巻だが、むしろこのシーンを撮りたいが故に監督ルコントはこのモノクロ作品を作った感さえする。とくに、ゾクゾクさせる音楽と共に始まる“死の大車輪”が見る者を圧倒させてくれた。あのナイフの突き刺さる音といい、ヴァネッサ・パラディのエロティックさといい、シュールな純愛を描かせたら今現在この監督の右に出る者はいない。奇才ルコントの独特の世界観が味わえる異色ラブ・ストーリーの傑作です。
光りやまねこさん 9点(2003-07-12 20:47:12)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 56件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
011.79%
100.00%
211.79%
311.79%
411.79%
511.79%
658.93%
71730.36%
81628.57%
91119.64%
1023.57%
作品の標準偏差 1.79
このレビューの偏差値 55.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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